映り込みを抑えて撮影したい!
水槽の写真を撮るとき、どうしても気になってしまうのが反射による映り込み。せっかくお気に入りの飼育魚を撮影するのに、撮影している自分が映り込んだり、反射でよく見えないということがよくあります。忍者レフなど市販のグッズを使う方法もありますが、Aqua Marketで行っているなるべく安価で効果的な撮影の仕方をご紹介します!
目次
映り込みの原因とは?
映り込みはガラスの表面などに反射した光などが画像として撮影されるために起こります。部屋の蛍光灯などが水槽のガラスに反射して撮影者自身が映り込むケースなどがあり、水槽の写真を撮る場合には常に付きまとう問題です。
映り込むとどうなる?
何も対策せずに撮影した結果です。反射によって床や周りの風景が映り込み、熱帯魚がよく見えない状態になってしまいました。よく見ると撮影しているiPhoneや撮影者まで映り込んでいますね…この状態では人に見せたりSNSに投稿するのは気が引けます。
白水槽と黒水槽での違い
背面が黒の水槽と白の水槽を比較した場合、黒水槽の方が映り込みが激しいのがわかります。白水槽では映り込みが少ないですが、それでも反射して床や周りの風景が移りこんでいます。
映り込み対策
水槽が置いてある部屋の電気を消す
なるべく光の反射を防ぐために、部屋の電気を消してみましょう。白水槽では部屋の電気を消しただけで映り込みがかなり防げる場合が多いです。
道具を使おう!
映り込み防止のため、対策グッズを使います。写真の忍者レフなどを使っても反射を防いで綺麗に撮影できますが、なるべくコストをかけずに対策したい方はホームセンターなどで販売されているプラダンを代用できます。黒のプラダンにレンズの大きさの穴をあけて、テープなどで固定して撮影するだけでかなり映り込みは防げます。当店でもこの方法で水槽撮影を行っています。
ホームセンターなどで売られているプラダンを適度な大きさにカットし、中央にレンズの大きさの穴をあけます。プラダンは様々な色が販売されていますが、黒のプラダンが適しています。
当店では撮影にiPhoneを使用しているので、プラダンにあけた穴にレンズをあわせて固定します。iPhoneであれば固定にはセロテープで十分です。
裏から見るとこんな感じです。レンズが穴から見えるように固定しましょう。
まとめ:映り込み防止対策の効果
部屋の電気を消し、プラダンで作った簡易な反射防止版を使用して撮影した写真です。上の対策をしていない写真と比べると映り込みがなく、きれいに撮影できています。
特に高額な専用商品を購入しなくても、ホームセンターなどで売っている材料で十分対策できます。飼育している熱帯魚をきれいに撮影したいという方は、是非お試しください!
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